施設費用のために 迅速な相続手続きと不動産売却|解決事例
- 2024.10.08
お客様のご状況
相続人関係
亡くなられたお父様の相続人は、お子様2名とお母様でした。
ご相談者は、お父様名義の不動産を売却し、その売却代金でお母様の施設費用を賄うことを希望されていました。
売却相手も既に決まっており、迅速な相続手続きが急務でした。
また、長期間にわたり施設費用を負担されており、その金銭的な負担も軽減したいというご意向がありました。
財産状況
主な相続財産は、お父様名義の不動産と預貯金でした。
このうち不動産は、お父様名義のままで売却することができないため、速やかに相続登記・名義の変更をする必要がありました。
当事務所からのご提案&サポート
迅速な相続手続きのため、
・相続人全員の戸籍謄本や印鑑証明書の収集
・遺産分割協議書の作成と署名捺印
を速やかに行いました。
特にこの中でも、施設にいらっしゃるお母様への名義変更を優先し、不動産の相続登記手続きを進めました。
その後、全ての書類が整い、登記手続きは約1ヶ月で完了しました。
滞りなく不動産の売却手続きを進め、売却代金をお母様の施設費用に充当することができました。
手続きにおけるポイント
相続手続きは、複数の書類や登記手続きが必要となり、迅速かつ円滑に進めることが重要です。
特に今回のように、売却相手が決まっているなど期日がある場合は、さらに迅速な対応が求められます。
法務局ごとに異なる書類の調整なども、専門家である司法書士にお任せいただければスムーズです。
結果
相続登記から売却手続きまでが問題なく進み、登記完了まで約1ヶ月、全体の手続きも2~3ヶ月で完了することができました。
買い手側の都合が変わることなく不動産売却が成功、
お母様の施設費用を確保することができ、ご相談者の金銭的なご負担も軽減させることに繋がりました。
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