遺言書作成、いつ始めるべき?体調急変時に備える公正証書遺言
- 2025.04.30
お客様のご状況
相続人関係
亡くなられたお父様の相続登記のご相談をきっかけに、お母様と娘様から遺言書作成のご依頼をいただきました。
当初、お母様はご健在でしたが、不慮の怪我による入院をきっかけに体調を崩され、一時的に発話が困難な状態となられました。
ご家族は遺言書の作成を急がれましたが、一時的に見合わせざるを得ない状況となりました。
財産状況
主な相続財産は不動産と預貯金でした。
当事務所からのご提案&お手伝い
お母様の体調が回復され、意思疎通が可能になられたタイミングで、速やかに遺言書作成のサポートを開始いたしました。
ご本人のご意向を丁寧にヒアリングし、相続人である娘様へ全ての財産を譲り、息子様へは遺留分を考慮する内容で遺言書を作成いたしました。
遺言書作成にかかった期間は1~2ヶ月程度でした。
手続きにおけるポイント
遺言書は作成に時間がかかるため、思い立ったらすぐ書くようにしましょう。
自分の財産を特定の人に相続させたいなど分け方にこだわりがある場合は遺言書にどの財産の誰に分けるかを明記しましょう。専門家に依頼し公正証書遺言で作成をすることが適切です。
また相続には、相続人に最低限保障される遺産の取り分である「遺留分」が発生します。このため、国家資格を保有する士業に遺言作成を依頼するのが安心です。
結果
ご本人の意思に基づいた遺言書を専門家と作成できたことで、将来の相続手続きにおけるご家族の負担を軽減することができました。
また、ご本人のご意向を明確にすることで、相続に関するご家族間の紛争を未然に防ぐことが期待できます。
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