相続人20名!実家は放置…複雑すぎる相続、どうすればいい?|事例解説
- 2024.12.19
お客様のご状況
相続人関係
ご兄弟7名が相続人となられた案件でしたが、そのうち数名が既にご逝去されており、数次相続と代襲相続が発生していました。
結果として、相続人の数は20名にまで増加し、中には所在が不明な方もいらっしゃいました。
財産状況
相続財産は、長らく放置されたままになっているご実家の土地でした。
当事務所からのご提案&お手伝い
特定できた相続人の方々へ手紙を送付しました。
一部の方を除き、ご連絡が取れ、相続人の状況を把握することができました。
また、相続人の数が非常に多いため、裁判手続きに移行した場合の費用が高額になる可能性をご説明いたしました。
手続きにおけるポイント
早期の相続人調査と確定: 相続関係が複雑になるほど、相続人の特定に時間と労力がかかります。早めに専門家へ相談し、正確な相続人を確定することが第一歩となります。
相続人全員との連携: 相続手続きを進めるためには、相続人全員の協力が不可欠です。連絡が取れない相続人がいる場合は、専門家のサポートも検討しましょう。
不動産放置のリスク: 空き家を放置することには様々なリスクが伴います。早めに活用方法や管理方法を検討することが重要です。
相続関係が複雑な場合や、手続きに不安がある場合は、迷わず司法書士などの専門家へ相談しましょう。
適切なアドバイスを受けることができ、円満な解決に繋がります。
結果
最終的に、相続手続きは行われず、実家の土地は放置された空き家の状態となりました。
空き家を放置することで、
固定資産税の負担、売却が困難になる、近隣への迷惑
など多数のリスクを抱えてしまうことになります。
早期に専門家へ相談し、登記・相続を進めることが重要です。
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